トラブルシューティング¶
Isaac Sim を使用する際によくある問題とその解決方法をまとめています。
数値入力がしにくい¶
症状¶
Property パネルで数値フィールドをダブルクリックして値を直接入力しようとしても、うまく入力モードに切り替わらないことがあります。
解決方法¶
Ctrl キーを押しながらフィールドをクリック すると、確実に数値入力モードに切り替わります。
| 操作 | 動作 |
|---|---|
| ダブルクリック | スライダー操作になることがある |
Ctrl + クリック |
確実に数値入力モードに入る |
画面がチラつく¶
症状¶
ビューポートの描画がちらついたり、表示が不安定になることがあります。
解決方法¶
Render Settings でレイトレーシングの設定を調整することで改善する場合があります。
- メニューバーの Window > Render Settings を開きます。
- Ray Tracing セクションを展開します。
- NVIDIA DLSS の Mode を Auto に設定します。
Tip
DLSS (Deep Learning Super Sampling) は NVIDIA の AI ベースのアップスケーリング技術です。Mode を Auto に設定すると、GPU の負荷に応じて最適な設定が自動的に選択され、描画の安定性が向上します。

座標系の切り替え(グローバル / ローカル)¶
症状¶
オブジェクトを移動・回転させる際に、ギズモ(矢印やリングの操作ハンドル)がワールド座標基準で表示されるため、オブジェクトのローカル軸に沿った操作がしにくいことがあります。逆に、ローカル座標モードからグローバル座標モードに戻したい場合もあります。
解決方法¶
ビューポート上部のツールバーにある Transform Space の設定を切り替えます。
- ビューポート上部のツールバーで、Move / Rotate / Scale ツールの近くにあるドロップダウンを確認します。
- 以下のいずれかを選択します:
| モード | 説明 |
|---|---|
| World | ワールド(グローバル)座標系に基づいてギズモが表示されます。シーン全体の軸方向に沿って操作できます。 |
| Local | オブジェクトのローカル座標系に基づいてギズモが表示されます。オブジェクト自身の軸方向に沿って操作できます。 |
Tip
ロボットの関節角度を調整する際など、オブジェクト固有の軸方向に沿って操作したい場合は Local モードが便利です。一方、シーン全体の配置を調整する際は World モードが直感的です。